2009年01月12日

世界遺産アッシジ探訪:2000年の歴史をもつミネルヴァ神殿

アッシジのミネルヴァ神殿
古代イタリアの先住民族の一つであるウンブリ人が作った古都アッシジ。その長い歴史を裏打ちするかのように町には歴史を感じられる様々な建築物、ストーリーがあふれています。このミネルヴァ神殿(Tempio di Minerva)もその一つで、古代ローマ帝国時代に築かれたギリシャ神殿は、自治都市(コムーネ)の名残りであるコムーネ広場にその当時の美しい姿を残しています。 最高の保存状態で残されているといわれ、低めのペディメント(三角形の切妻壁)をコリント式柱頭をもつ6本の溝つき円柱と台座で支える典型的な古代ローマ建造物です。神殿は、なんと今から2000年以上前の紀元前1世紀に建てられ、今なお美しい姿を見せてくれます。 興味深いのはその内部。1539年に正面の石柱をそのままに、まるで内装リフォームだけを施したかのように内側に教会が作られたのです(後の17世紀にバロック様式の教会に改修されています)。教会の名はサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。ソプラは歌のソプラノ(最高声部)の語源となる「上」を表す言葉で、ミネルヴァの上に建てられた聖マリア教会という意味となります。

聖フランチェスコ聖堂の壁画のミネルヴァ神殿も見逃してはいけません!

アッシジの聖フランチェスコ聖堂内に、フランチェスコの生涯を描いた有名なジョットの28枚の連作壁画があります。「小鳥に説教する聖フランチェスコ」は特に有名ですが、その人生伝の最初の一枚にこのミネルヴァ神殿が描かれています。 「王者の栄誉(Francesco onorato dall'uomo semplice)」という名の壁画は、まだ神の声を聞いていない若きフランチェスコ(実際にまだ富豪の息子として贅沢な洋服を身にまとっています)がミネルヴァ神殿の前を歩いていると、ある一人の男が尊敬の印として足下に布を差し出すというシーンが描かれています。よく見ると気づくと思います、この壁画のミネルヴァ宮殿にはまだ教会が入っていません。この「聖フランチェスコの生涯」は1296年から1299年頃に描かれているため、ミネルヴァ神殿の内部にはまだ教会がなく空っぽの状態なのです。

ウンブリア州=アッシジの楽しい観光情報は、「アッシジ観光名所:ミネルヴァ神殿」をご覧下さい。他にも貴重な観光案内やクチコミ情報やイタリア旅行に役立つ情報満載です。
posted by amoitalia at 17:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | アッシジの観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月04日

世界遺産アッシジ探訪:サンタキアーラはの美しい聖堂

アッシジのサンタキアラ聖堂
イタリアのほぼ中央に位置するウンブリア州、アッシジの名門貴族の家に、1194年キアーラは生まれました。彼女は聖フランチェスコに帰依した者たちの最初の一人とされていて、聖人としてとても大切にされています。でも彼らの出会いは小さな偶然から始まるのです。それは彼女が16歳のとき、町の道ばたで説教をしているフランチェスコに出会い、その彼の言葉に心を動かされたといいます。
それから2年後、キアラの両親は娘を裕福な家庭に嫁がせることに決めてしまいます。悲観したキアラは家を飛び出し、聖フランチェスコの元に行き信者として受け入れてもらいます。

教会の地下には800年前に彼女が作った洋服も展示されています

キアーラはフランチェスコが訴える「清貧、貞節、従順」の誓いを受け入れて、彼が神の声を聞いたとされるサン・ダミアーノ教会で修道女としての生活を始めます。それは祈りと労働を日課とした、とても質素なものといわれています。
実際、サンタ・キアーラ聖堂の地下には彼女が作った洋服も保管されていて彼女らの質素な生活をかいま見ることもできます。
彼女はその後フランチェスコ会の女子修道会である「キアラ会」を創設して、多くの尼僧たちを受け入れます。かつて富豪と結婚話を進めた母オルトラーナも、後に娘キアーラの修道院へ入ったそうです。

ウンブリア州=アッシジの楽しい観光情報は、「アッシジの聖女サンタ・キアーラ」をご覧下さい。他にも貴重な観光案内やクチコミ情報やイタリア旅行に役立つ情報満載です。
posted by amoitalia at 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | アッシジの観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月18日

世界遺産アッシジ探訪:ポルツィウンコラ礼拝堂はビックリ構造です

ポルツィウンコラ礼拝堂
アッシジは中部イタリアのウンブリア州にあって、小高いスバシオ山の中腹に位置する小さな町です。聖フランチェスコの生地、活動の拠点として有名ですが、その緑多い土地はオリーブ畑が一面に広がり、美しい自然、昔から変わらぬ古都の町並みが共存する美しい地区です。
イタリア有数の観光地である旧市街はアッシジ鉄道駅の北東側にありますが、線路を挟んだ南側にはユネスコ世界遺産にも登録されている「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」があります。

教会の中にまた教会?厳重な金庫にしまわれた宝石

国鉄駅から徒歩10分、バスで2分の平坦な新市街の中心にそびえるのが「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」。大きなドーム(クーポラ)をもつこの教会は、ファザード上部には金色に輝くマリア像もあり、まさに見上げるほど巨大で圧巻です。しかしこの教会の中に一歩入ると、とても面白い光景が目に飛び込んできます。クーポラの真下、教会の中央にぽつんと、6畳一間程度の小さなお堂が「鎮座」しているのです。ポルツィウンコラというこの小さな礼拝堂は、フランチェスコが布教を始めて間もない頃に譲り受けたとされていて、この古いお堂を保護するために、巨大なサンタ・マリア・デリ・アンジェリをまるで大切な宝石を守る貝のように建設したのです。

ウンブリア州=アッシジの楽しい観光情報は、「アッシジの必見観光スポット:ポルツィウンコラ礼拝堂」をご覧下さい。他にも貴重な観光案内やクチコミ情報やイタリア旅行に役立つ情報満載です。
posted by amoitalia at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | アッシジの観光情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Copyright© 2005-2016 AmoItalia.com All Rights Reserved. アーモイタリア旅行ガイド
本サイト内の掲載内容、リンク先で生じたいかなるトラブル、損害、損失、不利益に対して当サイトは一切の責任を負いません。
プライバシーポリシー collaborated with BELGIAPPONE.COM

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。